「海月姫」第四回感想

おおお、なるほど。そうきたか。
蔵之介(CV: 斎賀みつき)にメイクを施された月海(CV:花澤香菜)は、成り行きのまま
修(CV:諏訪部順一)と三人で水族館の海月を見に行く。
修は天水館で遭遇したキモヲタ女子が月海だとは気付いていない様子。
しかし、亡き母との思い出に涙する月海と抱き合う修を見てしまった蔵之介は、なぜかイラッとする。
美少年で、モテまくりで、女には食傷気味の蔵之介が、今度は追いかける立場に?
これは王道なのだが、その相手がクラゲヲタクというところに生ぬるい笑いが。
今はここまでひねらないと漫画でレンアイって成立しないのかもね(←偏見です)。
蔵之介は絶対に認めたくないだろうけど、期待を一身に背負って突き進んでいただきたい。


天水館の地上げ情報を聞いても全く意に介さない尼〜ず達。
天水館が取り壊されるかもという展開は面白いと思う。現実問題、尼〜ずは住む所がなくなるわけだし、
なにより彼女達が守っている小さな楽園が消滅することでもある。
そのわりには呑気なんだけどね、尼〜ず達は。
や、これって肝が据わっているというよりも、楽観的というか、現実逃避というか、
しっかり考えていないだけだと思うな(笑)。
まやや(CV:岡村明美)はしょっちゅう「エマジェン〜!」って言ってるけど、オシャレ人間遭遇より、
こっちの方がよっぽどエマジェンじゃなかろうか。何事も永遠はない。
ちょっと気を抜けば、あっというまに無くしてしまうよ。(クーラン)