完治は遠い

帰宅後、オットが接骨医に行ってきた。良くなっているもののまだまだ不安は感じる様子。
ということで今日の夕飯

  • 鮭の塩焼き(空芯菜とラディシュのお浸し、プチトマト付け合せ)
  • がんもどきと竹輪の卵とじ(人参・牛蒡・白菜)
  • かぼちゃのきのこあんかけ(オクラ・長葱)
  • わかめ・じゃが芋・玉葱の味噌汁


★「流れ星」。一話をたまたま見かけたら面白かったので見てます。
臓器移植が必要な妹(北乃きい)のドナーを捜す健吾(竹野内豊)。風俗嬢をして愚兄(稲垣悟郎)の
借金を返す梨沙(上戸彩)。二人は臓器売買の契約を結び偽装結婚する。
ラブストーリーよりも、人としての倫理の問題について考えさせられる。
恥ずかしながら、ドナーになるには厳しい規定や条件があることを初めて知った。
健吾の提案は褒められるものではないが、家族の立場で考えれば声高に非難することも出来ない。
また、臓器売買は人としてけっして許される行為ではないという医師(松田翔太)の信念も
当然の考えだと思う。それぞれの立場に立てば誰もが真っ当。
個人的には、健吾の母・和子(原田美枝子)に複雑な感情を覚える。
健吾を差し置き、その婚約者(板谷由夏)にドナーになってくれと懇願し、おかげで息子は破談。
健吾の提案に動揺しつつ、娘を助けるために、縁もゆかりもない女性の体を傷つけることを了承する。
ほんの一瞬なのだけど嫌悪を感じた(すみません)自分に驚いた。
でも、私が親ならそうするし、私の親でも同じ事をしたのではないかと思う。
それに、決して自分勝手な人というわけではない。梨沙にせっせとごはんを食べさせるのは、
娘の為でもあるが、不健康そうな子がモリモリ食べる姿を見るのが嬉しかったのもあると思う。
親としてのエゴと人としての温かさが当たり前に同居していて、何とも言えない気持ちにさせられる。
今後「本当の恋」になれば、健吾と梨沙が踏み超えた一線がチャラになるというわけでは、決して
ないと思う。真っ当な人達だからこそ苦しむのだろう。梨沙と愚兄の歪んだ関係性にも興味津々です。
(クーラン)