ジムボタンはきみだ〜♪(笑)

この日は夕方から映画を観に出かける。
開映まで時間があったので、通りすがった「日高屋」で先に食事を済ませた。
ということで今日の夕飯

生姜焼き定食(オット)、餃子、みそラーメン(私) 私はウーロンハイできめる。オットは呑まず。


この日観た映画は「運命のボタン」。(原作:リチャード・マシスン 監督:リチャード・ケリー 
出演:キャメロン・ディアスフランク・ランジェラ)
「ボタンを押せば1億円、ただし見知らぬ誰かが死ぬ。決断の期限は24時間」
それを押してしまった夫婦の話。
生活に困っていることを匂わす台詞はあるものの、オットがNASAの職員で妻が教師という設定では
ボタンを押すほどまで追い詰められている状況にはとても思えず戸惑う。
その後の宇宙規模に発展した不条理劇にも最後まで違和感を拭えなかった。
これって、本当は人間の根本としてのモラルを問いかけるシンプルな話のはずでは。
この物語の「ボタン」は良心の象徴なのだ。でも、この夫婦は謎解きに一生懸命で、自分達のせいで
知らない誰かが死んだかもしれないことに、たいして良心の呵責を感じているようには見えない。
このストーリー展開でいいのだろうかと思ってしまった。
ひとつわかったことは「タダほど怖い物はない」という事。
これが監督のメッセージなら、イヤというほど伝わりました(たぶん違うと思うけど)。(クーラン)