惰眠の後
この日は所要があって出かける。
ついでに銀行によって記帳するが、いつの間に通帳繰越になって驚く。早いものだな。
オットは呑み会で夕飯要らず。私もゆっくりと一人酒する。
ということで今日のつまみ
- ツナ・セロリ・パプリカ・ホワイトアスパラのサラダ(一昨日の残り)
- カボチャの豆乳煮(一昨日の残り)
- シーフードピラフ(先日の残りを解凍) そば焼酎「雲海」できめる
呑みすぎた!思わずこたつで爆睡。目が覚めた頃↓がやっていて思わず見てしまう。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/10
- メディア: DVD
- クリック: 34回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
その死刑囚の娘(水川あさみ) と、修学旅行で難を逃れた生き残りの娘(内山理名)との邂逅。
人間は憎しみの連鎖を断ち切ることが出来るのか。複雑な心理状況が興味深く描かれていたと思う。
原作者の故・野沢尚が脚本も書いているので、その点では見応えがあった。
ただ、映画ならではの広がりや重厚さがまったく感じられない画面作りだったのが本当に残念。
内山理名の少女時代を堀北真希が演じていたがものすごい美少女ぶりと演技力だった。
あれで小学生はないと思うわ。
見終わって、チャンネルをまわしていたら「あしたのジョー2」がやっていて、
ちょうど西と紀ちゃんの結婚式のシーンだった。ジョーの威勢のいい挨拶を見つめる
紀ちゃんの冷めた視線は何度見ても本当に怖い。というか哀しい。
原作読んだ時も思ったけど、このシーンで紀ちゃんの青春の終わりが決定的に描かれている。
二人が「真っ白に燃え尽きる」話を交わしてから西との結婚に至る短い期間で、紀ちゃんは
確実に老成した。精神的にはもうジョーと同じステージには立ってないし、決して戻れない。
大人になるということは、何かを悟り諦めることでもあるんだなと、あの時感じたほろ苦さを
中年になっても、また感じてしまった。(クーラン)