盛り上がった

この日は夕方からお義父さんの誕生日プレゼントを買いに池袋に行く。
首尾良く買えて一安心。しかし、一気に金欠になってしまった(爆)。
ついでにクリスマスケーキのカタログなんかも貰ってきた。
こういうのは眺めているだけでも幸せになるからね。
その後、通りすがった「ザ・どん」で食事をした後、映画を観る。
ということで今日の夕飯

チキン南蛮定食(オット)&ツナマヨ丼(私)
定食の味噌汁はあさり汁。貝の出汁が効いててこれは美味しかった。


この日観た映画は「2012」(監督:ローランド・エメリッヒ、出演:ジョン・キューザック
キゥエテル・イジョーフォー、アマンダ・ピートダニー・グローバーほか)。
当初観るつもりはなかったが、先日映画館で本作の本編五分間を特別上映していて、
物凄いCGだったので観に行った。
で、全編見た感想は「・・・。」といったところ。
「コト」が起こる前までをそれなりに時間をかけて描いていてそこには好感を持つ。
しかし、それ以降が・・・。おかげで観終わった後に久しぶりに盛り上がりました(色んな意味で)。
以下、特に気になったこと。


CGは最初は確かに凄いと思った。でも災害の描き方や演出のパターンが大体同じ。
いくら凄いレベルの画だろうが同じような映像を延々見せられると飽き飽きしてくる。
ディザスター映像のインフレ化が起こっていた。
作品全体の流れを考えたCG演出が為されていない為、結局ファーストインパクトだけの
映画になってしまっている。


もうひとつ。脚本にも問題があったと思う。
一番致命的だったのは「非常時でのモラル」を人々に問いかける役割を果たすのが、
エリート地質学者であったこと。
「生かされる人間」として選ばれた者が、安全な「箱舟」内で、いくら「人間の命の重み」を
訴えても、そこには何の説得力も無いし感動も生まれない。
おかげで、こういう映画なのに最後まで誰にも感情移入出来ずに終わってしまった。
他にも突っ込みどころ満載の映画でしたね。
この監督には「ゴジラ」をイグアナにされた過去もあるので、私は何の期待もしていなかったせいか、
想像よりはマシに感じたが、オットは激怒していた。
まあ、本編五分間上映だけで止めておけば良かったのかもしれない。私達の責任です。(クーラン)