悲しみ

書きたくないことが起こったが、やはり記録しておこうと思う。
以前の職場で上司だったHさんが亡くなった。昨日、突然心臓発作で逝かれたそうだ。
年は私の10歳上だったと思う。同僚がメールしてくれたがショックで手の震えが止まらなかった。
葬儀はHさんの故郷の新潟で執り行なわれるそうなので、残念ながら弔問してお別れすることは
出来そうにない。


Hさんと仕事を御一緒したのは2年弱と短い期間だったが、ぽよぽよした愛らしい体型や
いかにもB型のマイペース気質とか、大好きな人だった。
業務が煮詰まってピリピリしている時、おっとりしたHさんの存在にどれだけ救われたかわからない。
私が仕事を辞めた後も、数ヶ月に一度フラッと近況報告のメールをくれることもあって、
そんな気遣いをしてくれる人はHさん以外はいなかった。


ここ1.2年は職場の状況が悪くなり人員も削減されている。心労も重なっていたのだろうか?
数ヶ月前にもらったメールを思い出す。パートで勤務してくれないかと書かれていた。
散々迷って断ったけど、あの時断るべきではなかったのだろうか?
業務の負担だけでも減らしてあげられていたら・・・。グルグル考えて頭が湧いてきた。


先日、ケータイを変えた。その時保存されていたメールは全て消してしまった。Hさんからのも。
もう二度とメールをもらえないとわかっていたなら、消したりしなかった。ただただ悲しい。


浦和レッズヤクルトスワローズをこよなく愛し、職場の皆さんからも愛されていたHさん。
ありがとうございました。決して忘れません。(クーラン)