オチビサン

先日、ようやく手に入れた「オチビサン」を繰り返し読んでいるが、これがとってもいい〜。
木造の家が立ち並ぶ緑豊かな街「豆粒町」に暮らすオチビサン
仲間たちと一緒に季節の遊びや行事に大忙しの毎日が描かれてます。

オチビサン 1巻

オチビサン 1巻

新聞連載の時から面白いと思っていたけど、これは絶対まとめて読む方がいいですよ。
愛嬌のある絵柄、綺麗な色使い、どのページから読んでも和やかな気分になります。
それでいて四季の「侘び寂び」や登場人物の「ちょっとした孤独」も感じさせる。
これはやっぱり安野先生が鎌倉にお住まいにならなければ、生まれなかった作品かもしれないですね。

しかもこれ、カバーを外しても表紙がカワイイんですよ!
「昔の本」を再現したかのような優しい手触りの紙質といい、恐ろしいぐらい凝ってます。(クーラン)