”FUJI ROCK FESTIVAL 08”にSPARKSが!
今年のフジロックにスパークスが出演するですと!
S君、何でもっと早く言ってくれないんだ。←自分で調べろ。
嗚呼スパークス…元ルースターズの下山淳もリスペクトする変態バンド(褒め言葉)。
71年のデビュー・アルバムのプロデューサーはトッド・ラングレン。
ネジれた(それでいて親しみ易い)楽曲に、フレディ・マーキュリーを彷彿とさせる
オペラ・ヴォイスをのせ、時にグラム、時にテクノと変貌を遂げ今も現役の最高のバンド。
基本的にはロンとラッセルの兄弟のユニットだが、時にギター、ベース、ドラムスを入れ
バンド編成になることもある。
一般的には「キモノ・マイ・ハウス」がナイスとされているが
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私には82年に発表した「ゾウさんの悩み(←なんつータイトルだ(angst in my pants)」が
最高のアルバム。
あと、ジョルジオ・モロダーのプロデュースによる「No1 in Heaven」における
「My Other Voice」の美しさも捨てがたい。
最近はナゼかジャン=クロード・ヴァン・ダム の「ノック・オフ」のサウンド・トラックを
手懸けるなど地味すぎる活動だっただけに、この来日をきっかけに色々盛り上がってくれると
嬉しい。
しかし…ライブ、どうするんだ。
長いキャリアで物凄い曲いっぱいあるけどナニ演奏するの。ああ…見たい・聴きたい…。
以下、私のスパークスにまつわるどうでもいい思い出ばなし…。
1980年代当時のオレは音楽聴くならアナログ・レコード!を信条とし
世の音楽メディアのCD化傾向には目もくれず、日夜、輸入レコード屋に通っていた。
ずっと探していたのがスパークスのファースト(ハーフネルソン)。
スパークスについては前述のとおり下山氏が大絶賛していたこともあり、興味を持って
何枚かのレコードを購入し、その唯一無二の音楽性に心惹かれていた。
同時にトッド・ラングレンにも興味を持ち始めた時期でもあり、聞くところによると、
このファースト、両ポップ職人がガッチリタッグを組んだスゴい作品との評判を聞くにつけ、
なんとしても手に入れねばと奔走していた。
しかし、どこにもなくてね…。
そんなある日、何気なく洋楽のCDコーナーに目をやると…アレ、ある。
なにコレ、CD化されてんの?
ずっとレコードコーナーしか見てなかったから、気付かなかったよ。
即、購入。という訳で、
嗚呼、スパークス…私のアナログ・レコード至上主義をいとも簡単に撤回させてしまった
スパークス…思い入れもひとしおです。(○)