昨日、ミッキー・ロークにふれたけど
ミッキー・ロークといえば、今はもうかえりみられる事のない存在だけど、
80年代には信じられないくらい人気があった。(私もファンでした)
「ランブルフィッシュ」「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「エンゼル・ハート」
アタマのおかしくなったマイケル・チミノの「逃亡者」
ダメになりかけの頃の「ホワイト・サンズ」「フリーライド」なんかも好きだ。
ミッキー・ロークって所謂ミーハー人気とは別に玄人(を気取る人達)からも好まれていて
ロッキング・オンやシティロードとかの雑誌でも好意的に取り上げられていた。
彼の特徴は
出演作を選ぶ基準がイマイチよくわからない…。
小芝居がやたら多く、最後は必ず泣く…。
そしてセックス・シンボル…だった。
時は流れて90年代、ミッキー・ロークも件の猫パンチで馬脚を現し、すっかり低空飛行だった
このころ、コカ・コーラlightのCFで涼しげな微笑をうかべた青年が、大ブレイクした。
彼の名は、豊川悦司…。
ブレイクによって彼と彼をとりまく状況が確認された時、上記のような特徴が
ミッキー・ロークに驚くほど似ていることがわかった。
雑誌「CUT(ロッキング・オン刊)」に支持され
抱かれたい男No.1で
「愛していると言ってくれ」のあとに、それにウットリしたOLをドン引きさせる
エロ愚作「男たちのかいた絵」に出演。
そして九分九厘 出演作で泣く…。(近作「接吻」然り)
「か、顔は全然違うのに、このスタンスの同一性はどげなこつですか!」
↑昨日の「巨人の星」に鑑み
そういやミッキー・ロークの「パッショネイト/悪の華」って映画、まんま「傷だらけの天使」
だったな。アニキよー。(○)
ジャケはカッコいいが、中身は予定調和のバイオレンスとエロ→