「ねたあとに」
現在、朝日新聞夕刊にて連載中の、長嶋有作「ねたあとに」。読んでますよ〜。
なんかいいんですよね〜。
なんつーか、ただ山小屋で「ゲーム」したり、ダベッたりしてる話って感じなんだけど。
そのマッタリした空気が読んでる人にも伝わってくるというか、伝染ってくるというか。
これに共感するのは、私みたいに現在ボ〜ッと暮らしてる人が多いのでしょうか?
(↑ホント、のんきですみません) なんか、不思議な空気を感じてしまう。
高野文子先生の挿絵もいいです。なんか年々線が簡素化されているというか。
大体カラーなんだけど、絵から滲み出てるのね。おかしみが。
この二人の相性ってかなりいいのでは?
ところで、先日ふと思い立って家にある高野先生の「絶対安全剃刀」を読んでみた。
短編集で、今とは絵柄や作風がビミョーに違ってたりするんだけど、やっぱり味わい深い。
ところが、その中で唯一爆笑とったのが「いこいの宿」。
なんですか!これわ!少女漫画にケンカを売ってるとしか思えない(爆)!
70年代少女漫画のヒロイン的スピリッツやアクションをすべてギャグに変換(爆)。
いやあ〜、思いがけず高野先生のトンガッた部分を垣間見てしまった気分だった。
あ、でも以前勤めていた職場で、「ベロ出し赤面」をマジでやる(かなり年上の)女性の上司が
いて、その時のなにやらすっぱい気分を思い出してしまいました。
あの方、元気にやっているでしょうか。(クーラン)
- 作者: 高野文子
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