何か、こう…

混雑した電車で平然と足組んで座ってる人とか、
食事処で、周り関係なく大声で会話する人とか、
ライブハウスというラッシュアワーに匹敵する混雑のなかで平然とタバコに火を点ける人とか
(先日のQUEではない、新宿の某ライブハウスでの出来事。
客も、そんな客にささえられてるとあるベテラン・バンドの演奏も最悪だった。)
何か、こう人として欠落してる、若しくは麻痺してる部分があるんじゃないかと…。


又は、大音量で聴きたくもないJ-POPを流すチェーンの食事処とか
(J-POPが悪いというのではない、食事に集中させてくれ)
大音量で(何故か今)ユーロビートを流し続けるとあるストアとか
(買物に集中させてくれ、そして、一日中それを聴かされてる定員は大丈夫なのか?)
コロナビールがコップに注がれて出てくるBARとか
何か、こう店として欠落してる、若しくは麻痺してる部分があるんじゃないかと…。


まあ、人のふり見て…なので自分も気を付けねば…。
そんな自分への戒めとして観るに最適な映画が
市川準監督作品「たどんとちくわ」

たどんとちくわ [DVD]

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所謂オムニバス映画で、役所広司真田広之根津甚八それぞれが主演したエピソードが
微妙にリンクしていく作品なのですが、真田広之編の醜悪さといったら…。
日常生活に潜む、「何か、こう…」な人たちの醜悪さを、これほど具体的に映像として提示した
作品を他に知りません。
兎に角、最高に最悪の居酒屋を観ることが出来ます。
傑作とか名作とかいうものではないのですが、観ると忘れられないトラウマ作品であり、
(故にこの作品が大嫌いという人も結構いる)人に迷惑をかけちゃいかん、と襟を正す
ことの出来る作品なのです。(○)