今だ現役

今だ現役なんです。何がって…。我が家のベータマックスのビデオデッキ。

1980年代初頭、家庭用ビデオデッキにはVHSとベータという2種類の規格があった。
(なんかその前にナショナルは独自の規格があったと聞くが未確認)
当時、中学生だった私はVHS優勢の情報を知りつつも、家庭における商品購入の決定権は
無く「やっぱソニーだろー」という父の根拠のよくわからないひとことで、我が家には
ベータのビデオデッキがやって来た。 一番最初はSONYのベータマックスJ1というやつ。
リモコンがねー、無線じゃなかったんですよ。
有線でデッキにつないで、それで一時停止とか早送りとかやってた。
そのころテレビ朝日ジェリー・アンダーソンの「スペース1999」の再放送が始まって、
これは保存しておかねば!と、その有線リモコンで血眼でCFカットして録画に努めた。
そしたら後番組で「スター・トレック 宇宙大作戦」が始まって、これも録らねばって…。
気が付いたら、我が家にはベータテープの山・山・山…。

もう後戻りはできない。そのテープを再生するためには、たとえこのJ1が壊れてもベータデッキ
を買い続けなければ…。
その後 SL-HF66 そして、現在の稼働中の SL-2100 とSONYのベータデッキが続く。
で、まあ今でも、たまに再生する訳です…映画に対していちばん真摯に向き合っていたあの頃。
ベータ・テープを手にすると思い出す訳です。あぁR30…。
(単にあの当時のほうがオタク度が強かったというだけか?)
SONYBluRayユーザーはそうならないようにね。(○)