またまた日記再開です。

記録として、日記をポツポツと再開します。


この日は、午後から映画を観に池袋に出かける。
エストゲートパーク(笑)を久しぶりに通ったら、なぜだかコスプレをしている人達がたむろっていて驚いた。
イベント?らしきものが開催されていた模様。おもわずシゲシゲと眺めてしまったが、クオリティ高くてビックリ。
進撃の巨人」の兵団(エレンとミカサ?)のコスプレイヤーの方がいたが、制服姿もかっちょいいし、立体機動装置
イイ感じで再現してあった。すごいな〜。
開映まで時間があったので、食事をする店を探していたが「Burger King」の前を通りかかったので、そこに入った。

バーガーキング何気に初めてだった。ハイボールがあったので飲んだ〜!ライトな感じでした。


★「マニアック」鑑賞。(監督:フランク・カルフン 出演:イライジャ・ウッドノラ・アルネゼデール)
〈あらすじ〉女性のみを標的とする連続猟奇殺人が発生し、犠牲者は全員、毛髪ごと頭皮を剥されていた。
マネキン修復師フランクは生身の女性を愛することができない上に、恐ろしい秘密を抱えていた。
ある日、彼は仕事の芸術性を解ってくれる美しい女性カメラマンのアンナと出会い、彼女こそ運命の女性と
信じ込むが、アンナは友人以上の感情を持っていなかった。


1980年の伝説的スプラッターホラーのリメイク。オリジナルのファンであるオットのたっての希望で観に行った。
私はオリジナル未見だが、意外にも楽しめた。オットに言わせれば、オリジナルはかなりのゲテモノ映画だったが
(褒めてます)、リメイク版はスタイリッシュな仕上がりで、監督の作家性が出た改変部分も、概ね良い方に
機能しているとのこと。
おそらく最大の改変部分は、殆どのシーンを主人公の主観撮影(POV手法)で撮っていることだと思う。
つまりは、映画全体が殺人鬼の目線で語られるというわけなのだが、個人的にはそれが少し残念に思う部分もあった。
画作りは、あくまでも視界として映る範囲で制限されるので、カメラに映画らしい広がりや奥行きはない。
例えば、フランクがアンナと公園の池?で語り合うシーンは、男にとっては人生最高の瞬間だったはずで、
普通のカメラワークなら、この幸せを夢のように美しく表現したのではないかと、若干歯痒い感じもある。


それでも、やはりこの作品はPOV手法にしたから成功したということも理解出来る。
終始、殺人鬼の主観で描くことで、観客はその心理を追体験しているような感覚に陥る。
その結果、主人公に全く共感は出来ないが、男の内面と孤独な心理状態だけは、なんとなく分かってくる。
幼少期、母親に植えつけられたトラウマで不能だが性衝動はある。そんな大人になりきれない男の狂気が
段々と深まり、深い絶望へと変わっていくさまに、共感は出来ないものの、一瞬たりとも目が逸らせなかった。
観て良かったと思う。(クーラン)