夕飯

ということで今日の夕飯

  • 肉豆腐(水菜・人参・しめじ・玉葱)
  • 長芋とアボカドのサラダ(プチトマト・キュウリ・ラディッシュ)
  • もやしとドライトマトのナムル(ピーマン・人参)
  • ワカメとあさりの味噌汁


★「LUPIN the Third〜峰不二子という女〜」第4回鑑賞。<あらすじ>銭形(CV:山寺宏一)に逮捕される不二子(CV:沢城みゆき)。銭形は釈放の交換条件として、ルパン(CV:栗田貫一)
逮捕の協力を不二子に依頼する。予告状によると、ルパンが次に狙うのは「オペラ歌手アイヤーンの仮面」。
アイヤーンが公演を行う劇場には幽霊が住みつき仮面を狙う者に死をもたらす、という噂がある。上演の最中ついにルパンが
姿を現すが、天井の照明が落下しアイヤーンを襲う。


今回で、(後の)ルパン一味と不二子との邂逅が一通り済んだということなのかな。
とっつぁんと不二子が、いきなり寝てるという設定には、ちょっと驚いたが、本作の世界観ではそれもアリだろうと思う。
必要とあらば誰とでも寝る不二子像にがっかりしたという見方もあるとは思うけど、この不二子は自分の体を完全に道具として
割り切ってしまっている女性なので、男と寝ることで、今更彼女の尊厳が損なわれるということはない。
ていうか、誰とでも寝るということは、不二子にとっても男はその程度の価値でしかないのだ。
とっつぁんも、それが分かってるから、駄賃代わりに不二子と寝ても女の体に溺れることはない。
「泥棒風情の安い体」と銭形は言ってたけど、つまりはどっちもどっちの安い大人の関係だった。


そんな不二子に敵意を抱く銭形の部下・オスカー(CV:梶裕貴)クンの罵詈雑言が凄すぎる。「豚女!」やら「痰壺!」やら、
お下品なことこの上ない(爆)。脚本は初回以来の岡田麿里さんだったんだけど、久しぶりの黒岡田節が炸裂していて、ある意味爆笑。
物語は、私も大好きな「ファントム・オブ・パラダイス」をモチーフにした話だったのも嬉しかった。
大道具の男と恋に落ちた歌姫・アイヤーンは、自分の顔を潰し、代わりの女を秘密裏に舞台に立たせ、自分は劇場の片隅で
誰にも知られることなく男と暮らす。歌を捨て愛に生きる彼女にとっては、お宝「アイヤーンの仮面」も、暖炉にくべる薪程度の
ものでしかない。男と暮らすこの小さな箱が、彼女にとっての最高の舞台なのだ。
地下で檻に閉じ込められた不二子は当然外に出ようとした。それが普通だが、アイヤーンは自ら箱に入っていった人だったのだ。
結果的には、ある意味、両方とも自由を得ているというのが巧い。
自分とは全く異なる価値観に生きるアイヤーンに呆れながらも、そんな彼女にほんの少しだけ羨望を感じているかのような
不二子の微笑みも印象的だった。
アイヤーンが着てる服がとっても素敵だった〜。毎回衣装デザインが楽しみになってきた。(クーラン)