夕飯

一夜明け、オットの偏頭痛は少し良くなった模様。とりあえず出勤した。この日も少し残業して帰宅。家で夕飯を食べる。
ということで今日の夕飯

  • 塩鮭(空芯菜ラディッシュのお浸し・プチトマト付け合せ)
  • ベーコンと野菜の煮びたし(しめじ・キャベツ・人参・パプリカ・ピーマン・玉葱)
  • とろろごはん
  • 油揚げ・ワカメ・大根の味噌汁


一応病人食。喉越しが良いもので考えてみた。


★「深夜食堂2」第12話鑑賞。<あらすじ>カウンターで微笑みながら眠るサヤ(平田薫)。サヤはいつも「唐揚げ」を注文しては、常連の男達に見守られ、眠り込む。
その寝顔は幸せそうだが、起きている間は、よほど疲れることがあるらしい。マスター(小林薫)は、普段店では出さない
ハイボール」を薦める。サヤは売れないお笑い芸人の章介(永岡佑)とつきあっていた。金を渡して尽くすサヤに章介は冷たかった。


個人的には、今まで見た中で一番良かった。
サヤが見ている幸せな夢は、年の離れた兄の夢だった。でも、夢と現実は少し違う。親が仕事で不在がちな為、兄は父親代わり
だったが、その分どうしても妹に厳しくなる。サヤにとっては自分の全てをダメ出しされてる気持だったのだろう。
章介と家出同然に上京。でも、章介との暮らしはサヤの心を解放してはくれない。章介は自分を認めて必要としてくれている。
それだけがサヤの拠り所だから、どんなに冷たくされても離れられない。でも、章介の為に身を粉にして働いて、金を毟り取られて、
怒鳴られて、サヤはもう擦り切れてしまっていたのだ。
そんな時に、刑事として上京していた兄が現れる。詰る妹に「お前はお前のままでいい」と言う兄。兄は兄なりにサヤのことを
大切に思っていたのだ。兄妹が静かに和解するシーンが何とも言えず良かった。
章介はサヤファンのヤクザ者に脅されて、詫びを入れるが二人は別れる。もう、サヤに章介は必要なくなったんだよね。
一番認めてもらいたかった兄がサヤを認めてくれたから。そう考えると、どうしてサヤがあそこまで章介に服従していたのか
何となく分かる。多分、本当に好きではなかった。拠り所としてサヤも章介を利用していた。無意識にそんな負い目があって、
だからあんなにオドオドしていたのではないかと思う。
田舎に帰ったサヤは時々「めしや」に遊びに来るが、もう以前のサヤではなくなっている。着る服も笑顔も雰囲気もまるで別人。
そして、なにより店で眠らない(笑)。兄との和解がサヤを解放した。本当のサヤってこんな人だったんだな〜と思うと
若干複雑な気分に。私も常連のオッチャン達同様、サヤの寝顔に萌えてましたので(笑)。
しかし、ふた昔前なら、章介みたいなクズは大抵売れないミュージシャンか役者って設定だと思うんだけど、今ではお笑い芸人なのね。
時代を感じる。(クーラン)