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前日に引き続き、オットは残業で夕飯要らず。私もあるもので済ませる
ということで今日の夕飯
- ラーメン
- 冷奴
- レアチーズケーキ(デザート)
★「この世界の片隅に」(こうの史代・著)の実写ドラマ化が決定したそうだ。キャストは北川景子、小出恵介、優香、りょう他。
そうか〜。「すず」を北川さんが・・・。正直合ってない・・・(すみません)。「すず」は天然というか、ぼ〜っとした子なので、
北川さんとは大分イメージが違うような気がするんだけどなあ。個人的には多部未華子ちゃんとかに演じてほしかったかも。
りょうの径子さんは何気に合ってるような気がする。あまりに天然な義妹・すずに戦意喪失する径子は見てみたい。
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朝ドラの「おひさま」を見てるのだが、これ見ると、なぜだか「この世界の〜」の「すず」を思い浮かべてしまう。
設定的には同世代の二人なのに、現段階で置かれた状況の違いに結構考えさせられる。
戦時下の苦しい時代だが、やりたい仕事を見つけて職業婦人となり、好きな人には逆プロポーズ?、結婚後も仕事を続ける
「おひさま」の陽子。
「望まれて」という形ではあるが、親に言われるまま、よく知らぬ男と結婚。国に命じられるままに、窮乏生活をおくり、
身を粉にして家事に勤しむ「この世界の〜」のすず。
すずは決して不幸ではない。夫とは想い合い、婚家も優しく、家族が戦争に行くわけでもない。彼女は戦時下の日常を淡々と
過ごしている。どちらも、魅力的で愛すべきヒロインだと思う。
けれど、ひたすら受け身で生きる「すず」を見ていると、なんだかんだ言いつつ自分の生き方を自ら決めて実行していく「陽子」が、
眩しく特異な存在に思えて仕方がない(戦争を知らない私が言うのもおこがましいですが)。
陽子はやっぱり「太陽の陽子さん」。すずはこの世界の片隅にいた「誰かや何かの寄せ集め」にすぎないのかもしれない。
でも、だからこそ、敗戦により、暴力で従えていたこの国の正義の正体を知った「すず」の怒りが胸に迫る。
「知らないまま死にたかった」と世界の片隅で叫ぶ「すず」の嘆きが胸を打つ。そして、最後に自分の居場所を、初めて自分で
決める「すず」の決断がじんわり心に沁みてくる。それを後押ししたのが、義姉の径子だったことにも意味を感じる。
この時代に生きたごく普通の人々の日々の営み、それにまつわる様々な喜び・哀しみが、私達の「現在」を確実に築いていることに、
改めて気付かせてくれる。そんな作品です。(もちろん「おひさま」も好きです) (クーラン)