猛省中

オットが明日休日出勤になるため、夕方参院選期日前投票をしに行く。私もついでに済ませた。
会場は投票をする方々でそれなりに混雑していて驚いた。
帰りにクーポンが使用出来るファミレスで夕飯を済ませる。
ということで今日の夕飯

山盛りポテト、気まぐれサラダ&きのこのクリーム煮込みハンバーグ(オット)

夏野菜カプリ風パスタ(私)&デザート三種(蜂蜜りんごロール、杏仁豆腐、オレンジチョコケーキ)
オットはビール、私は白ワインをきめる。いくらなんでも食い過ぎだろ!さすがに反省した。


今週の「ゲゲゲの女房」。大切な知人がまたもや村井家の前から去っていった。
それは少女漫画家の卵・はるこ(南明奈) 。はるこが登場した時、「この人は、後年何の漫画を
描く人なのだろう」と思って調べたが、まるっきり分からなかった。なので、おそらく
名もない漫画家として終わる人なのかもと思っていたが、今週とうとうその時がやってきてしまった。


漫画家として芽が出なければ郷里に戻るという親との約束の期限が迫り、思いつめるはるこ。
心配する布美枝さん(松下奈緒)に、「漫画を描いている人間の気持ちが、
ただそれを見ているだけのあなたにわかるのか」と叫ぶ。
はるこの言うことは当たっている。創作に携わる人間の苦悩は、作らない者には一生かかったって
理解できないものなのだろう。この厳然たる事実に布美枝さんは薄々気が付いているし、
おそらく今後もそのコトで悩まされたりするのかもしれない。
これはもちろん創作する人の方がより大変だとかそういったことではない。
この一点においては、夫婦であろうが友であろうが完全には理解しあえないということだ。
ただ思うのだが、作る者同士であっても、この種の苦悩を救ってあげることは出来ないと感じる。
深沢(村上弘明)は、「はるこはイイものを持っている」と言っていたが、それを作品として
形にするのははるこにしか出来ない。水木先生(向井理)でも出来ないことなのだ。
はるこは結果を残せなかった。頑張ってもダメだった。足りなかったのは才能なのか運なのか、
私には到底分からないが、物を作る人の孤独と厳しい現実についてはなんとなく理解出来た。
夢破れて帰郷するはるこだが最後は笑顔で救われた。
彼女には「好きなものに裏切られた」と思ってほしくなかったしね。


創作に携わる人間の伴侶は、同じく物をつくる人が良いのか、そうでない人が良いのか。
結局は当人同士の相性だと思いますよ。どちらにしたって真の苦しみは理解しあえないし
分かちあえないんだから。でも解りあえなくても、そばにいて支えてあげることは出来るんだよね。
ていうか、その方がよっぽどしんどいことだと思う。
ピンチの時に一緒に軍艦模型を作ってしまう布美枝さんでなければ、水木先生の奥さんは、
努まらないと思いますよ。
来週は水木先生についに「来るべきときが来る」らしい。急転直下の展開を期待。(クーラン)