神楽坂散歩 - R３０夫婦のお気楽日記

この日は、元同期のＣさんと神楽坂散策に出掛ける。

１１時３０分。ＪＲ飯田橋駅前で待ち合わせ。早速ランチを食べに行く(笑)。
向かったのは、カフェクレープリー「ルブルターニュ」。
http://www.le-bretagne.com/
Ｃさんのオススメで、ここの「ガレット」が有名なのだそうだ。
「ガレット｣とは、そば粉で作られた食事用のクレープ。中に卵やハム等が入ってます。
ということで今日のランチ

アーティチョークのガレット

「ガレット」を食べるのは初めてだったけど、美味しいし結構腹に溜まりました。
お店は繁盛していてお客さんがいっぱいだけど、丁寧な接客でしたね。

「ル　ブルターニュ」を出て目と鼻の先の「毘沙門天」にお参りに行く。
その毘沙門天の前で「神楽坂の資料」を配っている年配の男性がいて、思わず資料を貰ってしまう。
その男性は「水野正雄さん」という方で、街の歴史・文化を紹介する「新宿タウンガイド」の
認定ガイドなのだそうだ。なんと御年９０歳！！
「もし良ければ、神楽坂の街を案内してあげる」と言われ、正直迷ったが結局お願いすることにした。
ところが、これがホントに勉強になり面白く大変ありがたかった。
私自身は、神楽坂には何度か来たことがある。
けれど、恥ずかしながら「昔、花柳界が隆盛を極めたところ」というくらいの知識しかなかった。
神楽坂はその昔「武家屋敷の街」だったんですね〜。初めて知りましたよ。
「石畳」が「鎌倉街道」につながっていたこと。
関東大震災では一軒の家屋も倒れなかったこと。
文士の街としては「夏目漱石派」と「尾崎紅葉派」に分かれていたこと。
その他も、散策しながら為になる歴史を色々と教えて下さいました。
「拝啓、父上様」(主演：二宮和也)のロケ地もしっかりとコースに入ってましたよ。
途中で、街を写真撮影していた男子大学生さんも加わり４人で廻ったが、水野さんのお話に
「へえぇ〜」と頷くばかりだった。

水野さんは、ここ神楽坂で生まれ育ったそうです。
９０歳の今でも大変お元気で、明日は団体さんのガイドの予約が入っているとおっしゃってました。
街の歴史を知って散策した方が、建物や風景を何倍も深く味わう事が出来ます。
水野さんのおかげでとても楽しかったです。ありがとうございます。まさに「真のタウンガイド」でした。

うちに帰って調べてみたら、水野さんの記事が載ってました↓
http://www.tokyo-cci.or.jp/shimbun/newsline/news/200609/20060913.htm
資料もたくさんいただきました。↓
　

「神楽坂ツアー」を終え、水野さんや学生さんと別れる。
疲れたので「CANAL CAFE」に入った。
http://www.canalcafe.jp/top.html
私はアイスティー、Ｃさんはホットコーヒーで一服。
　
ご存知、神楽坂のお堀にある水上レストラン？都心で川の水面を眺めながらのんびり出来ます。
結構マッタリしていた。夕暮れも近くなり段々寒くなってくる。