金曜家呑み

金曜日だけど、珍しくオットの呑み会はなし。夕飯は家呑みした。
ということで今日のつまみ

  • 厚揚げ焼き
  • もずく酢(キュウリ)
  • ラタトゥイユ(エリンギ・トマト・茄子・人参・ピーマン・玉葱・蕪)
  • ニシンの酢漬け
  • ハッシュポテト
  • その他  オットは「スタイルフリー」、「キリン 濃い味<糖質0>」、私は芋焼酎天孫降臨」できめる。


オットはアサヒとキリンの糖質0発泡酒を呑み比べるも、違いはイマイチ分からなかったそうな。張り合いのない奴(笑)。


★金曜特別ロードショー「海がきこえる」(原作:氷室冴子 監督:望月智充)鑑賞。<あらすじ>高知の進学校から東京の大学に合格した杜崎拓(VC:飛田展男)は、上京し一人暮らしを始める。そんな折に偶然、
修学旅行のハワイで撮られた武藤里伽子(VC:坂本洋子)の写真を目にし、拓は里伽子との思い出を回想する。


うう〜、感涙ですわ。本作は18年前、ジブリ制作のテレビスペシャルとして放映された作品なんだけど、私はその時、
すっかり忘れて見られなかったのだ。氷室冴子の連載小説にジブリがイラスト描いていて、それがついに映像化!
まさに夢のコラボ! それなのに・・・。もう、あの時はホントに自分のアホさ加減を呪ったわ。私の記憶する限りでは、
あれ以来一度も再放送はされていないと思う。DVD化はされてるけど見てません。なので、私的にはおハツなのだ。
初めて見た「海がきこえる」は風俗や時代の違いは感じるけど、繊細でモヤモヤする胸騒ぎが全体に漂っていて、甘酸っぱい
感じが蘇りました(笑)。高校生編が大部分だったけど、それがとても良かった。まだなんにも始まらないうちに終わってしまうの
だから、イマドキの子から見たら退屈かもしれない。でも、恋になる前の思春期のイライラやちょっとした爆発、傷ついたり
傷つけられたりの青春を、巧く掬い上げて描いていると思う。後から思うと、なんてことないことの連続なんだけどね。
ジブリ作品ではこういった類の話は描けないと思っていたので、ちょっと驚いたし、原作より柔らかい感じもする。
両者が丁度良くせめぎ合っている感覚がとても良かったです。
あと、これはホントに強く思ったんだけど、やっぱり声優さんの力は大きいよ。生活感や微妙な心の揺れがダイレクトに伝わってくる。
流ちょうな土佐弁が耳に心地良かった。でも里伽子役の人はあんまり巧くなかったな(笑)。(クーラン)

海がきこえる [DVD]

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