鎌倉旅行第二日目 その二

腹も膨れたところで、この日もお寺巡りを開始。
鎌倉駅からバスで金沢街道方面に向かいまず杉本寺に到着。
石段を登り本堂に辿り着くわけだが、この階段下から上までの両脇にずっと「十一面杉本観音」
と書かれた大量の奉納旗がたっている。これが以外にいい。何故か気分が盛り上がるのだ。
しかも奉納旗は白地に黒で書かれた物なのでスッキリしていて清々しい。
なんとなく足取も軽くなり階段を登って本堂へ。

杉本寺は鎌倉最古の寺だそうだが、決して大きくはないこぢんまりしたお寺だった。
本堂はなんと茅葺き屋根である。(しかもかなり厚みがある相当立派な屋根だった)
そのせいだろうか?見ているとなんとなく落ち着く。


本堂の周りにはやはり奉納旗が立っているのだが、長い時を経た木造建築の風合いと
白地に黒の清々しい奉納旗のコントラストがまた良く、やはりじっと見入ってしまう。


本堂の隣に大量の五輪塔があり圧倒される。
南北朝時代の物だそうだがどんな意味があるのだろうか。(クーラン)